☆演劇鑑賞☆ 『東京原子核クラブ』
<俳優座劇場プロデュース>
青春を謳歌する若者の姿と、戦争に突き進んだ国の歪みを炙りだす、話題作。
<劇団 昴>
32歳になっても幼児の知能しかないチャーリー。
ある日、偉い先生たちが、手術で彼の頭を良くしてやるという話が舞い込んだ。
やがて、彼のIQは、189を超える。
だが、夢にまで見た現実の世界は決して美しいものではなかった。
<劇団俳優座>
昭和八年、絶望した帝大生は足摺岬の近くにある遍路宿にたどり着く。
そこで病が再発する。娘らの懸命の努力や人情に触れながらも自己と格闘する青年と老遍路との心の交流。
<劇団NLT>
四代続いた和菓子屋の若旦那、今は売れっ子の恋愛小説家。18歳も若い妻をもらってウキウキ気分だ。
が、そこへ先妻の幽霊が現れた。そこへ母の幽霊も現れて...。
家族や夫婦の愛の深さを考える人情喜劇。
<劇団文化座>
バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れた男が、重い心臓病を患う母親の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるという病院をめざし、奇跡を信じて百マイルをひたすら駆ける。
親子の深い絆、人と人との出会い、愛と勇気と再生の感動の物語。
<イッツフォーリーズ>
大晦日、雪深い山荘に三人の脱獄囚が逃げ込む。
三人は偶然迷い込んだその山荘で、心ならずも心中しようとしていた父娘を助けてしまう。
助けられた知的障害を持つ娘の光子は、自分たちを助けてくれた脱獄囚たちを「天使」だと思い込む。
買い物から帰ってきた姉娘のエミは、父と妹が心中しようとしていた事を知って愕然とする。
家の中には見知らぬ怪しげな男たちが三人…。そこへ父親の従兄と、その息子でエミの婚約者がやってくる...。
<無名塾>
ラ・マンチャにすむアロンソ・キハーノは、もう50歳に手が届こうとしている初老の田舎郷士である。
騎士道物語ばかりよみふけっていた影響で、ある日、彼は自分が遍歴の騎士であると思い込む。
名もドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと勝手に改め、祖先伝来のボロ甲冑を身にまとい、やせ馬ロシナンテにまたがり、農民のサンチョ・パンサを従えて、いとしの姫ドルシネーアを救うために冒険の旅に出る。
彼の決定的な時代錯誤と肉体の脆弱さは、行く先々で嘲笑の的となる。
やがて旅の果てに正気を取り戻したドン・キホーテは、理想と夢の終焉とともに死の床に就くのであった。
<劇団民芸>
明石の女学校教師・直良音(なおら・おと)をかっての教え子・村中信夫が訪れ、思いもかけぬ事態から、音は11歳も年下の信夫を婿にとることになった。
やがて信夫は、明石海岸で旧石器時代のものと思われる人骨を発見する。
だが、世紀の大発見「明石原人」は、学歴社会の壁にはばまれて、小学校卒の信夫の業績とは認められない。
しかし、戦争が終わり、岩宿で旧石器時代の遺跡が発見され、日本にも旧石器時代があったことが実証された。
信夫の業績も次第に評価され、早稲田大学で文学博士を授与された。
<青年劇場>
昭和12年、北森竜太は、北海道の小さな炭坑町幌志内の小学校に新任教師として希望と情熱に燃えて赴任した。
しかし昭和16年、竜太はある日突然、治安維持法違反容疑で特高警察に逮捕される。
やがて、退職願への署名と引換えに釈放された竜太は、再び教員になるべく、婚約者の芳子と共に満州へ旅立つ決心をした矢先、竜太に召集令状が届く。
昭和12年から21年という戦前から戦後にかけての10年間を、一人の若き教師を軸に「北海道綴方教育連盟事件」を題材に描いた作品。
ブロードウエイにあるホテルに、貧乏な役者の一座が泊まりこんで、新作の稽古に明け暮れている。
たまりにたまった宿代が支払えるかはスポンサーがつくかどうかだ。
と、そこへホテルの重役が査察のために乗り込んでくる。
支配人は大慌て……!宿泊代を払ってくれない一座の者たちを、いますぐ追い出さないと、自分自身の首がとぶ。
一方、ホテルに居座って、やっと見つけたスポンサーから小切手を明日受け取らなければ、初日を開けるどころか路頭に迷う。
追い出しをはかるホテルと、一発逆転をはかる役者たちのひたむきで痛快なコメディ!
<幹の会>
ムーア人の将軍オセローは、父の目を盗んでやってきた元老院議員の娘デズデモーナを妻に迎え入れる。
オセローの旗手イアーゴーは、副官の地位をキャシオーに奪われたことに不満を募らせていた。
デズデモーナに横恋慕するヴェニスの紳士ロダリーゴーを狡猾に操り、策略を巡らせる。
嫉妬に狂ったオセローは、悪計に弄ばれた末、自らデズデモーナに手に掛ける。
<こまつ座>
昭和20年5月、原爆投下まであと三ケ月の広島。
「紙屋町さくらホテル」に移動演劇隊「さくら隊」の2人の俳優が寄留していた。
やがて、ここに宿泊する、他の人々もメンバーに加わり、公演をすることになったが、男優が一人足りない。
とうとう、彼らを監視する特高刑事に「あなたも舞台に立ちませんか?」と声をかける。
大日本帝国存亡の時に、全国を行脚した天皇の密使:海軍大将長谷川清が、広島で邂逅した、かけがえのない三日間を描く。